旧制一高野球部OBの一誠会員は後藤完自先輩が亡くなられたあとは仁木島先輩ただひとりです。創部の原動力となった内村祐之先輩以来学制改革まで、多くの選手を東大に供給してきた高校でした。100年史で「旧制一高の野球」を担当した私は5年前から100年史完成まで何度か後藤さんと仁木島さんにお話を聞いてきました。駒場での歴史展でも貴重な資料を寄託いただきました。展示会も終わり100年史が刊行されたあともコロナのため、ずっとその返却ができませんでしたので、先日ようやく仁木島さんが写っている最後の三高戦写真を掲載した展示会ポスターをお礼にお持ちしました。その際、1982年に始まった六球会のユニフォームを恐れ多くも先輩からいただきました。六球会のいきさつは100年史「2位の記憶」(下巻45P )に載っています。このときにこしらえた、2位になったときと同じTIUデザインのユニフォームです。
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